- Googleマップ・ホームページ・SNSの役割の違い
- 直す順番の基本と、その理由
- 順番が変わる3つの例外
- 最初の1か月でやることと、数字の確かめ方
「Googleマップ、ホームページ、Instagram。全部やった方がいいのは分かっているけど、手が回らない」。地域のお店の集客の相談で、とても多い悩みです。結論から言うと、全部を同時に頑張る必要はありません。役割の違いを知って、順番に整えれば十分です。
3つの役割は、それぞれちがう
| 媒体 | お客さんが使う場面 | いちばんの役割 |
|---|---|---|
| Googleマップ | 「近くの○○」「店名」で探す。行く直前に営業時間や行き方を確かめる | 見つけてもらう、迷わず来てもらう |
| ホームページ | 他のお店と比べる。料金・メニュー・考え方をじっくり読む | 比べている人を、予約・来店まで連れていく |
| SNS(Instagramなど) | 雰囲気や人柄、新しいメニューを見る | 思い出してもらう、ファンになってもらう |
同じ「集客」でも、お客さんの気持ちの段階が違います。だから、どれか1つで全部をまかなうことはできませんし、全部を同じ熱量で続ける必要もありません。
基本の順番:Googleマップ → ホームページ → SNS
- Googleマップ:行く直前の人を逃さないために、いちばん先に。営業時間や予約方法が古いままだと、来るはずだったお客さんが静かに離れます。整えるのにお金はかかりません
- ホームページ:比べている人の受け皿です。料金の目安、メニュー、予約方法、アクセスが1ページにまとまっていれば、最初は十分です
- SNS:続けて発信することで効いてくるので、最後に。マップとホームページが整っていれば、SNSを見た人の行き先にも困りません
順番を決める理由はもう1つあります。同時に始めると、何が効いたか分からなくなるからです。1つずつ整えると、どの打ち手で数字が動いたかを確かめられます。
順番が変わる3つの例外
1. Googleマップに自分の名前で載せられない
間借りの営業や、訪問型のサービスなど、自分の店舗としてマップを運用できない業態もあります。その場合は、ホームページで「地域名+サービス」や「お客さんの悩み」の検索から見つけてもらう形が中心になります。AIdealizeが支援しているアートメイクサロンはこの条件で、地域ごとのページと質問に答える記事を積み上げ、検索からのクリックが月2回から月178回になりました(事例を読む)。
2. 予約がすでに埋まっていて、リピートが中心
新しいお客さんを増やすより、来てくれたお客さんにもう一度来てもらう方が大事な段階です。この場合はSNSやLINEで、既存のお客さんとつながり続けることを先にします。
3. ホームページがない
無理に作らなくても、Googleマップのビジネスプロフィールを「正しい情報の置き場所」にして、他の媒体をそろえるところから始められます。情報のそろえ方はお店の情報をそろえる記事で手順をまとめています。
どこから直すかを、
一緒に決めませんか。
Googleマップ・ホームページ・SNSの今の状態を見て、効く順に直すところをお伝えします。
オンライン対応・押し売りなし最初の1か月でやること
| 週 | やること |
|---|---|
| 1週目 | 店名で検索して、出てくる媒体を書き出す。予約方法・営業時間・料金のズレに印をつける |
| 2週目 | Googleマップを整える。営業時間、写真、予約方法、ウェブサイト欄、メニュー |
| 3週目 | ホームページに、料金の目安・予約方法・アクセスがまとまった1ページを用意する |
| 4週目 | SNSの「型」を3つ決め、月4回の投稿予定を立てる |
それぞれの効果を、数字で確かめる
- Googleマップ:ビジネスプロフィールの「パフォーマンス」で、ルート検索・電話・ウェブサイトのクリック数を見る
- ホームページ:GA4で、どのページから入ってきて、予約ページや電話のボタンまで進んだかを見る(毎月見る数字の記事)
- SNS:プロフィールへのアクセス数と、リンクのタップ数を見る
- 共通:予約や来店のときに「何で知りましたか」を聞いて、メモしておく
最後の「何で知りましたか」が、いちばん確かな数字になります。画面の数字だけでは、実際の来店までは分からないからです。
よくある質問(FAQ)
MEO(Googleマップ対策)は業者に頼んだ方がいいですか?
まずは自分で、営業時間・写真・予約方法・ウェブサイト欄を正しく整えるところから始めてください。ここはお金をかけずにできます。そのうえで、口コミへの返信や投稿を続ける時間がない場合に、外部に相談するのが順番です。
口コミを増やすには、どうすればいいですか?
来店されたお客さんに、口コミを書いてほしいと直接お願いするのがいちばん確実です。QRコードを用意しておくと書いてもらいやすくなります。ただし、割引や特典と引き換えに口コミをお願いすることは、Googleのポリシーで禁止されているので避けてください。
SNSは毎日投稿しないといけませんか?
毎日でなくて大丈夫です。続かない頻度で始めるより、週1回でも決まった曜日に投稿する方が、お店の様子が伝わります。季節のメニュー、仕込みの様子、スタッフの紹介など、繰り返し使える「型」を3つほど決めておくと続けやすくなります。
まとめ
Googleマップ、ホームページ、SNSは役割が違うので、基本は「マップ → ホームページ → SNS」の順に、1つずつ整えるのがおすすめです。業態によって順番は変わりますが、どの場合も「何で知りましたか」を聞いて数えることで、次に力を入れる媒体が見えてきます。
マップ・サイト・SNSを、
無理なく続けられる形に。
今ある媒体を活かしながら、どこから直すと効くかを優先順にお伝えします。数字を見ながら、月1回一緒に見直します。
オンライン対応・押し売りなし